ROY草子 児童書あれこれ
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児童書あれこれ
2011-08-16 Tue 19:31
最近の児童書はシリーズものが多い。あさのあつこ『The MANZAI』は単発で出版され,不登校になった少年の成長がよく描かれていて好きなのだが,続編が出るにつれて魅力を失っていった。なぜだろう?
小学校中学年にはシリーズものが読みやすく人気があるという。確かにそうだ。「マジックツリーハウスシリーズ」は図書室からあっという間に消える。しかし,最近は連載もののように何冊も続いて出版される本が増えた。数年越しで出版すると,読んでいる子どもたちの成長に追い抜かれてしまうのだ。
大人は複数巻にわたる大作でも出版を待てる。子どもほど大きく変化しないから。でも,子どもの成長は大人に比べてとてつもなく早い。物語が完結しないうちに,興味をもたなくなってしまう。

読み手のボーダレス化がますます進んでいる。本のグレードもあってないようなもの。みおちづる『ドラゴニア王国物語』を2日で読み終える4年生もいる。また,児童書を読む大人が増えている。本来の読み手の子どもも変化している。かつて小学生に読まれた本が,今では中学生向けのグレードになっているものもある。書き手の意識も変化している。「子どものため」ではなく「自分のため」に書く人が増えた。荻原規子の作品を読んでいると,児童書なのか一般書なのか判断しかねることがある。YAの区分もよくわからなくなってきた。エンタメ系の作品が増え,ライトノベルも多くある。区切りはどこに?
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