ROY草子 さくら・桜
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さくら・桜
2006-04-01 Sat 21:11
桜が満開。買い物がてらに運転しながら花見をしていました。
で,思い出したのがこの歌。

願わくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月のころ

西行法師の有名な歌です。
ところで,「花の下にて」をみなさんはどう読んでいますか?
「はなのしたにて」
「はなのもとにて」
わたしはずっと「はなのもとにて」と読んでいました。
でも,最近読んだ本には「はなのしたにて」と書かれていたのです…。
もしかして,ずーっと勘違いしていたのかなあ?

にしても,真っ先に思い出すのがこの歌というのも…(汗)。

でも,他にも思い出したのは,

深草の野辺の桜し心あらばことしばかりは墨染めに咲け
ひさかたの光のどけき春の日にしづこころなく花のちるらむ
世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし

……暗い順に思い出してどうする(笑)。
あと,芥川龍之介『或阿呆の一生』の「4.東京」も思い出しちゃった。向島の桜が襤褸のように見えたという…。
あの美しい桜が襤褸にしか見えないというのは,とても悲しいですね。
別窓 | 古典・文学 | コメント:4
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この記事のコメント
藤?
「桜の木の下には」なんてのも暗いですね。
と言うより不気味なのか・・・(笑)。

「世の中に・・・」の歌の桜は、実は藤原にかけて
「藤」と言いたかったのだという説を
古文の授業で聞いたように思いますが、
有名な説なのでしょうか。
他では聞いたことがございません(汗)。

今年は桜が早いですね。
入学式まで保ってくれると良いですが・・・。


2006-04-01 Sat 22:48 | URL | 瑞閏 #lp29RAY6[ 内容変更]
梶井基次郎でしたっけ
死体が埋まっている…。
桜ってきれいだと思う反面,妖しさ,恐ろしさも備わっている花として昔から伝わってきている感じがします。
坂口安吾の『桜の森の満開の下』も恐いイメージがありますよね。

「世の中に…」の桜=藤説は初めて聞きました。在原業平の歌ですが,そう言われるとその説もなるほどなあと思えるところがありますね。

桜は入学式までは保ちそうもありませんね。残念。
2006-04-02 Sun 07:52 | URL | ROY #Uskr0pWs[ 内容変更]
釈 超空
「桜の花散りぢりにしも別れ行くとほき一人と君もなりなむ」 釈超空

「一生に いくばくもなき時をまだ悟らざる子とわが見るさくら」 与謝野晶子

私も西行の歌は「はなのもと」と読んでいました。一番好きな桜の歌は上の2首。
國學院大學の卒業生にさらさらと短冊をしたため,贈っていたと聞きました。

古今の名歌はいくつもありますが,咲ききわまった一樹の桜は言葉を超えて美しいと心から思います。

この時期に日本に居られることはぜいたくの一つかも知れません。
2006-04-03 Mon 15:08 | URL | 岩姫 #Uskr0pWs[ 内容変更]
折口信夫ですか
この歌はいいですねえ。
卒業や転勤など,この春の時季にピッタリという感じがします。
いい歌を教えていただきました。

ただいま,桜満開。
もうじき散り始めますね。
2006-04-03 Mon 20:34 | URL | ROY #Uskr0pWs[ 内容変更]
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