ROY草子 乙骨淑子の本
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乙骨淑子の本
2011-06-19 Sun 15:06
先日新聞で乙骨淑子さんの名前を見かけた。子どもの頃,『ぴいちゃあしゃん~ある少年兵のたたかい~』という本で知った児童文学作家だ。『ぴいちゃあしゃん』という不思議な響きのタイトルに惹かれて手を伸ばしたことを覚えている。その時は副題のことを考えていなかったのだが,実際に読み始めてみると,その副題のもつ意味の重さを実感させられた。
「もう一度読みたい」と思い,本を取り寄せたところ,当時自分が読んだ理論社の愛蔵版シリーズではなく,全集の1冊となっていた。そこには,あの副題はない。「記憶違いかな」と思い,ネットで検索してみたら,最初は確かに副題付きだったようだ。全集に入れる際に,あの副題は消えてしまったのか…。この作品は,副題があることでより主題が明確になってくると思うのだが。
もう1冊読んだ覚えがあるのは『ピラミッド帽子よ,さようなら』である。理論社の大長編シリーズに入っていたので,間違いなく読んでいるはずなのだが,今回入手した物となぜかラストが違っている気がするのだ。この作品は乙骨淑子さんの遺作で未完であることに先日気づいたのだが,では,自分が子どもの頃に読んだ結末は何だったのか…?自分の記憶違いなのだろうか。
いずれにしても,乙骨淑子さんの作品は生と死について真っ向から向き合って描かれているように思う。背景が違っていても,常に視点は同じだったのかもしれない。出版された当時の形でもう一度読んでみたい作品である。
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