ROY草子 『光の街 出逢劇団の人びと』 浅田宗一郎
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『光の街 出逢劇団の人びと』 浅田宗一郎
2005-12-31 Sat 17:30
若宮光の好きな言葉は「通天閣」,座右の銘は「新世界」だ。ある日光のクラスに転入生がやってきた。大衆演劇一座「出逢劇団」のよし美だ。光はその一座をすっかり気に入るが…。
自分の住む街がどんなところかよく知り,その悪いところもひっくるめて好きだと言う光。光がどれだけこの街を愛しているかがよくわかります。ただ単に「この街はいいところだ!」と余所の人に言っても,それは伝わりません。むしろ,押しつけがましく感じられてしまうかもしれません。けれど,悪いところにもこんな歴史があり,愛着があり,魅力があるのだと言われれば,なるほどと思わされます。

この話では「大衆演劇」が扱われています。正直,わたしは大衆演劇というのがどんなものかまったく知りませんでした。でも,この話を通じて少しだけ知ることができたような気がします。
また,この街に住む人々の温かさも。

出逢劇団は家族だけで一座を組んでいます。
わたしも読んでいて,ずっとそう思っていました。
でも,実は子どもたちは全員血のつながりがありません。
しかも,それぞれが大きな傷を持っていたのです。
でも,劇団の家族はお互いにいたわり合いながらここまできました。
お父さんのいつでも絶やさぬ笑顔…。それは,傷を持つ子どもたちへの愛情からきているのです。
血のつながりよりも,もっと大きな絆がそこにはあるのだと思います。
「出逢い」がきっかけで繋がっていった家族。
この人たちと一緒なら,全てを失った光も笑顔で過ごしていけるでしょう。
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