ROY草子 『美輪神さまの秘密』 横山充男
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『美輪神さまの秘密』 横山充男
2007-01-05 Fri 18:51
神さまはいつだってぼくたちのまわりにいる。ぼくたちは神さまと共にいる。その存在を忘れちゃいけないんだ。

美輪,ヤマト,大物主,大穴牟遲,大田田根子,という文字が出てきただけで,日本神話や奈良が好きなわたしは嬉しくなりました。
種友は父の故郷である郷田に引っ越ししてきます。そこには,巫女ばあさんと呼ばれるおばあちゃんの妹がいました。種友は巫女ばあさんを苦手にしていますが,妹のみるくは「巫女ちゃん」と呼んで懐いています。みるくには小さい頃から人には見えないものが見えたり,聞こえたりしていました。
横山さんの物語からは,いつでも豊かな自然の息づかいが聞こえてくるように思います。今回も,郷田の豊かな自然が目に浮かんでくるようです。日本には昔から豊かな自然があり,そこには八百万の神々がいたと信じられてきました。それを破壊してしまえば,神の住まう土地ではなくなり,豊かさは失われてしまいます。
最近ファンタジー作品がたくさん発表されていますが,中身の薄いものが多いと感じていました。でも,この物語は地に足がついています。それは,神さまが別世界の存在ではなく,人間とともにある身近な存在として描かれているからかもしれません。
ところで,神社にいる謎の美青年の名は葦原色許男といいます。この人の正体は…神話好きだと「もしかして!」と思うかもしれませんね。
別窓 | 児童書 | コメント:2
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この記事のコメント
というわけで
今年も宜しくおねがいいたします。
村山早紀さん本ではなく、こちらにレスしてしまう私。
あまりにツボかも……今度探してみます。メモメモ。
神様で色男? 誰だ誰だ。たまらなく心誘われる内容だなぁ。
カジシンが児童書を書いているのにも注目。興味あるなぁ。
そして村山早紀さん、いろいろ書いておられるのですねぇ。
風早町て……どこかで聞き覚えが。ありゃ?


私もレビューが溜まっています。ブログでの方がアップしやすいですよねぇ。
2007-01-07 Sun 15:48 | URL | 鞠香 #4PWoEP6s[ 内容変更]
少し減りました
積ん読本,少しだけ減りましたよ(笑)。

『美輪神さまの秘密』はなかなかツボでしたよ。
葦原色許男(しこお)さんは別名葦原醜男とも書いたかな。
『日本書紀』が色許男で,『古事記』が醜男だったかなあ。「色許男」の方は音にあてはめているだけなのかもしれませんが,1人の神さまが美男子と醜男の両方の名を持つっていうところがおもしろい!

村山早紀さんは執筆のスピードがとても速い方なのだと思います。物語の中には必ず早紀さんから読者へのメッセージがあり,ただ単純に自分の世界に浸って書いているという感じがしないんですよ。そのメッセージに心打たれ,励まされる読者(大人も含めて)はたくさんいると思います。
ただいま,『コンビニたそがれ堂』でうるうるしているところです。泣けるお話もいっぱいあるんですよ~。
風早の街は早紀さんのいろいろな作品に登場しています。出てくる人たちは違いますが,同じ風早の街に住んでいるのでしょうね。その繋がりを見つけてみるのもおもしろいかもしれません。

カジシンの児童書は,これ1冊きりしかありませんが,読みやすかったですよ。

レビューはいつかサイトの方に転載しなくちゃなーと思いながら,ちっともやっていない自分がここにいる(笑)。
2007-01-07 Sun 17:13 | URL | ROY(ろいぞう) #Uskr0pWs[ 内容変更]
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| ROY草子 |
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