ROY草子 2014年08月20日
日々思ったことを書き記したり,本の紹介などをしたりしています。
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『スワン 学習障害のある少女の挑戦』 漆原智良
2014-08-20 Wed 21:36
学習障害(LD)だとわかったのは,大人になってからだという少女の話です。
いじめやつらいことを乗り越え,絵本作家になりたいという夢を追いかけている姿を描いています。
現在は発達障害について大きく取り上げられるようになりましたが,当時はまだよく知られていませんでした。
その人がもつ困難さを,どれだけ周囲が理解できるか,そして,適切な支援ができるかで,人生は大きく変わってくると思います。
また,特別支援教育に対する偏見をどう払拭するか,それも大きな課題だと思います。
大人に読んでもらいたい本です。
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『ぼくと戦争の物語』 漆原智良
2014-08-20 Wed 16:42
戦争が激しくなり,浅草から福島へと疎開した心平。
学校は軍隊のようで,「そかいっ子」へのいじめもあった。
「がまんすることだな」と疎開先に連れてきた父は,帰り際に言っていた。
そして…東京大空襲。浅草にいる祖母,両親,妹はどうなったのだろうか。

戦争は人々から様々なものを奪っていく。
子どもたちからも容赦なく。
遊び,学問,食料,そして肉親…。
戦争が終わっても,生きていくのが困難な人は大勢いた。
私の両親やそのきょうだいも同じである。
でも,生き抜いてくれたからこそ,今がある。
戦争で人々がどのような思いをしたのか,その経験を次の世代へと引き継ぐことが大切だと改めて思う。
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『あたしたちのサバイバル教室』 高橋 桐矢
2014-08-20 Wed 12:46
「一番大事なのは,とにかく生きることだ!」
いじめられて学校に行けなくなった未来。
フリースクールに通うようになった未来が教わったのは,
学校で生き抜くためのサバイバル術だった。

いじめをなくす…これは本当の意味では不可能なことなのかもしれません。
でも,回避することはできるかもしれません。
フリースクールの真名子先生が教えてくれた作戦は,
大人も使えるものだと思います。
「自分がした悪いことは,自分の十字架として自分が背負うんだ。」
「人が一人死ぬと,残された者が十字架を背負うことになる。後悔の十字架を,一生,背負うんだ。」
という真名子先生の言葉が,とても心に響きました。
私は子どもたちにどう接しているのだろうかと,ふり返りつつ読んだ作品です。
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