ROY草子 2011年06月
日々思ったことを書き記したり,本の紹介などをしたりしています。
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乙骨淑子の本
2011-06-19 Sun 15:06
先日新聞で乙骨淑子さんの名前を見かけた。子どもの頃,『ぴいちゃあしゃん~ある少年兵のたたかい~』という本で知った児童文学作家だ。『ぴいちゃあしゃん』という不思議な響きのタイトルに惹かれて手を伸ばしたことを覚えている。その時は副題のことを考えていなかったのだが,実際に読み始めてみると,その副題のもつ意味の重さを実感させられた。
「もう一度読みたい」と思い,本を取り寄せたところ,当時自分が読んだ理論社の愛蔵版シリーズではなく,全集の1冊となっていた。そこには,あの副題はない。「記憶違いかな」と思い,ネットで検索してみたら,最初は確かに副題付きだったようだ。全集に入れる際に,あの副題は消えてしまったのか…。この作品は,副題があることでより主題が明確になってくると思うのだが。
もう1冊読んだ覚えがあるのは『ピラミッド帽子よ,さようなら』である。理論社の大長編シリーズに入っていたので,間違いなく読んでいるはずなのだが,今回入手した物となぜかラストが違っている気がするのだ。この作品は乙骨淑子さんの遺作で未完であることに先日気づいたのだが,では,自分が子どもの頃に読んだ結末は何だったのか…?自分の記憶違いなのだろうか。
いずれにしても,乙骨淑子さんの作品は生と死について真っ向から向き合って描かれているように思う。背景が違っていても,常に視点は同じだったのかもしれない。出版された当時の形でもう一度読んでみたい作品である。
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BUMP OF CHICKEN×井上雄彦『Smile』
2011-06-07 Tue 22:36
遅ればせながら,BUMP OF CHICKEN×井上雄彦の『Smile』について。
CMでも一部流れていましたが,特典のPVのフルバージョンを見て聞いて圧倒されました。
メロディーは実にシンプルです。アコギだけの演奏だけれど,それが逆に心にしみいってくる。
そして,歌詞と画像が訴えてくるもの。
当たり前の日常。それが突然失われたときの衝撃の大きさ。
先が見えず,自分自身の存在意義を感じられなくなる日々。
それでも,人々にはいつか「Smile」が戻ってくる。
それは,静かで祈りにも似た微笑み。
見失いかけた自分を取り戻したときに心の中から出てくる微笑み。
見失ったら,鏡の中に探しに行き,映った人に問いかける,そして,映った人に教える。
最後に出てくる微笑みは,自分を取り戻したときに出てくるもの。
自分を取り戻すのは結局自分自身の力。
でも,鏡の中にいるのは,虚像の自分であり,それは他者であるともいえる。
他者がいるからこそ,自己認識ができる。
自分の本当の気持ちは自分にしかわからない。どれだけ他者に自分の想いを語ったとしても,自分と同じ感覚で受け止められることは決してない。どれだけ他者が自分の想いを語ったとしても,自分が同じ感覚で受け止めることは決してない。自分は自分でしかなく,他者になり得ないのだから。
それでも,同じ痛みを受け止めようとすることはできる。本当の痛みはわからなくても,寄り添おうとすることはできる。
そうして,自分の心の痛みを自ら癒し,自分を自分として認め,前に進むことができたとき,人は微笑むことができる。多くの「Smile」が1日も早く戻るよう祈りを込めて。
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キャンプだホイと万葉集
2011-06-07 Tue 22:34
……なんじゃこりゃというタイトルですな(笑)。
でも,ただいま私の頭の中はこんな感じ…。
1週間後の1泊2日の自然教室と6月下旬の国語科授業研と同時進行でやっています。
で,自分が国語主任というわけのわからない仕事をいただいたため,他の人の指導案までチェックする羽目に…(泣)。
今年は大震災の関係で例年通りの自然教室はできず規模縮小。でも,キャンプファイヤーはどっちにしろやるのよ~。
キャンプファイヤー,何年ぶりだろう?
んー,手賀の丘でやったきりだから,8年ぶりか!?
古い知識を総動員してやっています。うへー。
で,さらに指導案と戦っています。
今回は短歌の世界でございます。
万葉集,古今和歌集,新古今和歌集,江戸時代,近代の和歌を1つずつ扱っている教科書…。
なんじゃい,これは!!
古語に触れ,リズムの良さを味わうのが目標だと!?
それは何か違うだろう…。
というわけで,古語に触れるのもいいが,より多くの短歌を読み,さらに自分でも詠むことで,1300年の短歌の歴史の中に自分も組み込んじゃえという展開にしてみました。
しかーし!選んだ短歌がやっぱり『萬葉集』に偏る…ああ,こればかりはどうにもなりませぬ。
『古今和歌集』は少しあるけど,『新古今和歌集』は…ほとんどなし(汗)。
近代とさらに現代もいれてみて,「自分でも作れそう!」と思わせたいんだけどな。
ただ音読して,情景や心情を思い浮かべるだけじゃやっぱりおもしろくない。自分でも歌を詠み,歴史の繋がりを感じさせたいと思うあたり,国語科じゃなくて社会科なのかなあ。
さて,本時をもう少し練ってみます。

昨日は4時間睡眠だったので,今日はもっと早く寝るんだ…。
こんな状態で,よくキャンプファイヤーの練習を朝から2時間もやったもんだ。
えらいぞ,わたし!

そうそう,岡田淳さんの『カメレオンのレオン』がおもしろい!
まだ途中までしか読んでいないけど,続きが気になる…。
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| ROY草子 |
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