ROY草子 2011年05月01日
日々思ったことを書き記したり,本の紹介などをしたりしています。
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児童書いろいろ
2011-05-01 Sun 16:29
大量にある学級文庫の中から,クラスの子どもたちと相談して被災地に送る本を選び,届けていただきました。
きれいな状態の本ということだったので,送れるものは限られてしまったのですが…でも,自分たちが読んで楽しかった本を,被災地にいる子どもたちが同じように楽しんでくれたらという思いが伝わったらいいなと思います。

今度の教室には本棚がなく,大量の本を置けない!
教頭に訴えたところ,本棚を購入してもらえました~♪
さらに,学年の全学級に本のおすそ分けということで,50冊ほど3クラスに置いてきました。自分のクラスにも貸し出しセットを1つ作っておき,それをローテーションするということにしました。でも,まだまだいっぱいある…。購入してもらった本棚に入れてもまだ入りきらない。
本棚の様子を見に来た教頭に「まだこんなにあるのか!?」と呆れられる始末…(汗)。
5年生のクラスから貸し出し要望がありそうなので,またセットを作ろうかな。

この頃まったく児童書の紹介をしていませんので,おすすめの本の名前だけでも紹介します。
・濱野京子『木工少女』『白い月の丘で』『アギーの祈り』
 『アギーの祈り』は特によかった!濱野さんの作品は,戦争について考えさせられるものと,思春期の少女の心情を巧みに描いたものがあり,読み応えがあります。
・竹内もと代『土笛』『ゆりあが出会ったこだまたち』
 『土笛』はわたしの大好きな日本の神話を描いていて興味深く読みました。すでに,同じモチーフで描いた荻原規子『空色勾玉』が存在していますが,『土笛』の方がその世界を身近に感じられるように思いました。驚いたのは「佐倉」という峠の名が出てきたこと。ますます奈良が好きになりました。
・大塚菜生『どんぐり銀行は森の中』
 ノンフィクションです。「こんな活動があるんだ!」とクラスの子どもたちもびっくりしていました。
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別窓 | 児童書 | コメント:2
『ドラゴニア王国物語』 みお ちづる
2011-05-01 Sun 15:59
リンディは走る。竜術師から託された荷物を届けるため,ただひたすらに走る。どんなことがあろうとも,約束を果たすため…。

「走り屋」の家に生まれたリンディは,王宮の竜術師からある荷物を託されました。
それは,王国の命運を左右するほど重大なものなのですが,リンディは知りません。
ただ,自分が請け負った任務を果たすため,女であっても危険を承知で旅に出ます。
腐敗した王国の支配層の魔の手を,時には手助けを借りながらかいくぐって役目を果たすリンディ。
その姿に,今の日本人を重ね合わせたくなります。
震災後,「自分の役目を果たす」ということがどんなに大切なことなのか,考えた人が多いのではないでしょうか。
「自分にできること,自分がしなければならないことをする。」
これは,わたしが震災後子どもたちによく言っている言葉です。

また,この物語では人々が竜に対して畏敬の念を持って接しています。
人の力では計り知れない強大な力を持つものに対し,人は謙虚でなければならない。
それは自然でも,そして人工で作り出されたものでも同じです。
震災直後の出版となったこの物語。
作者の意図ではないにしろ,考えさせられることが多くある作品でした。
もちろん,冒険物語としてもドキドキワクワクしながら読みました。
うちのクラスの子(4年生)も1日で100ページほど一気に読んでしまいました。
連休中,貸してあげればよかったなあ。

そうそう,小学校4年生でも,対象年齢中学生以上の本は読めます。
ということで,家にあった高学年向けの本もほぼ職場に置きました。
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| ROY草子 |
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