ROY草子 2006年05月
日々思ったことを書き記したり,本の紹介などをしたりしています。
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偉いのは誰だ!
2006-05-28 Sun 17:30
本日,怪獣と犬カイザーと猫ヒカルの「偉いのは誰だ!」ランキングが発表となりましたので,お知らせいたします。

1位 犬カイザー
2位 怪獣
3位 猫ヒカル

ランキング決定までの経緯

昨日夕方,犬カイザーが外の犬に吠えたところ,その声に驚いた怪獣が泣き出した。それ以降,怪獣は犬カイザーを恐れている。
本日午後,猫ヒカルが和室に入ったところ,怪獣に発見された。怪獣が猫ヒカルに向かって声を上げながら突進していったところ,ヒカルは慌てて逃げ出していった。
我が家に来て3日目,猫ヒカルは犬カイザーのえさに顔を突っ込み,ガブッとやられて以来,犬カイザーを偉いと認識した。

以上のことから,先ほどのランキングとなりました。
先住民が偉いわけではないのですねえ。
それにしても,猫ヒカルは小心者です…。怪獣もかなり小心者なのにな。

ちなみに,猫ヒカルは岩姫の帰国後,一度も甘えさせてもらえず拗ねていたのですが,怪獣がお昼寝で熟睡してくれた隙に,目一杯甘えておりました。満足したら,自分から離れていったとのこと。いつまででも甘え続けていたヒカルなのに,もしかしたら親離れをしたのか!?

ところで,今日はお昼寝の途中で起きてしまった怪獣をうまく寝かしつけることができました♪その後,本格的に起きてきたときも,しばらく遊んだ後,ご機嫌を損ねることなくばあやの元へと送り届けられました。
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別窓 | こぶたの育児日記出張編 | コメント:2
きらきら星
2006-05-27 Sat 15:45
今朝の朝ドラは音楽がらみでおもしろかった。

まずは,桜子ちゃんの耳の良さ。
『のだめカンタービレ』の主人公,のだめのようでした。
一度聴いただけで伴奏部分の再現もできるのは見事ですね。

さらに,桜子ちゃんと達彦さんが連弾していました。
曲は「きらきら星変奏曲」です。
これも『のだめ~』で登場。のだめが,モーツァルト好きな人のサロンでのリサイタルで弾いた曲です。

さて,この曲を怪獣に聴かせるために弾いていたところ,岩姫は言いました。
「きらきら星ってモーツァルトだったんだ!」
……ま,そんなもんだ。
きらきら星の続きを読む
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言葉遣い
2006-05-27 Sat 10:44
昨日は国語の校内授業研。
いろいろな授業を見せてもらったが…それぞれ工夫,苦労をしているんだなあと思った。授業者はとても一所懸命にやっている。

でも,よりどころとなる主題(もしくは仮説)がはっきりしていないから,どんな授業を展開しても結果が見えないというか,よくわからないというか…。
何で目の前の子どもの実態に合わせて目指す児童像を設定しないのだろう。とても無駄なことをしている気がしてならない。

さらに,話し合い中の若手の話し方にも気になるところが多々あった。
授業を見せていただいたのだから,まずはお礼を言うべきなのに,一言もなし。
国語の授業研の討議で「ちがくって」「すごいわかる」「言ってる」を連発。
……おーい,それを子どもの前でも言っているのか?
文法をどう教わってきたのだろう…。
子どもの指導の前に教師の国語力を上げないといけないのではないか。
若手で集まって自主研修をしているようだが,それ以前の問題だと思う。自分たちの言葉遣いが正しい日本語なのか,先輩に確認してもらった方がよいだろう。でも,子どもたちが教師に「ごくろうさまでした」と言っていてもまったく気にならない教師集団では,どうしようもないかもしれない…。
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怪獣のバラード(こぶた編)
2006-05-27 Sat 10:29
ばあや(岩姫)は怪獣の世話で疲れて朝寝をすることにした。
「怪獣は遊ばせておいて。」と言い残して即熟睡。
とりあえず,メリーゴーランドや音の鳴る物で一緒に遊んだが,そのうち「びゃー!」と泣き出した。
(……どうすりゃ泣きやむんだよ~。)
似非ママろいぞうは,仕方がないので,抱っこしてあちこち歩いてみた。
しばらくすると泣きやんだのだが,また「びゃー!」
やっぱりばあやがいないとダメなんでしょうかね。
でも,この騒ぎにもばあやはまったく無反応。思いっきり熟睡しているのである。

仕方がないので,旅に出ることにした。海が見たかったり,人を愛したかったりしての旅ではないが,とりあえず屋内探検へゴー!

ろいぞう号に乗り,和室を出ると,座布団の上で高貴そうな姿を見せていたヒカルと出会った。怪獣とヒカルはアイドルの座を争っている仲良しさん(?)である。(ちなみに,怪獣にはヒカルの名を「ナー」と教えている。)
ナーは怪獣の後をくっついてくる。怪獣はナーを見ると興味を示す。少しずつ,2人の距離は縮まりつつある。

ナーに慰められた怪獣は,洗面所へ。鏡を見ると喜ぶのだ。でも,今回はいまひとつ。

今度はじいやのいるリビングへ。だいぶ落ち着いてきたようだからということで,だっこ号からバギーちゃんでの旅へ変更したのだが,再び「びゃー!」

そこで,じいや号に乗り換え,今度は二階へ。あちこち歩いているうちに,ようやくおねむになった。ろいぞう号ではあまりおねむにならなかったのだが,じいや号だとかなり早い段階でおねむになる…。
ここにも子育ての年季の違いがはっきりと出た。おそるべし,じいや。

やはり似非ママへの道は遠く険しいのだと実感したろいぞうなのであった。
やっぱり,育休とって子育て専念しないと,似非ママにはなれないのか!?
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柳沢教授,ROY家に現る!
2006-05-26 Fri 06:42
怪獣のお目覚めは早い。ばあや(岩姫)が4時過ぎに起き出すと,怪獣は5時には起きてしまう。2日連続で,ちょうど通りかかったROYが「ぎゃお~」と泣きわめく怪獣を発見。捕獲して台所の岩姫のところへ連れて行く。

大人と犬猫の食事が済むと,怪獣の朝食。その後,怪獣はバギーに乗せられて屋内の旅に出る。運転士は父。またの名を柳沢教授という。「いっなっか~のバッスッは~♪」と歌いながらバギーを押すのだが,途中,いろいろな障害物に出会う。「洗濯物がここにあるのは,道路交通法違反です。直ちに移動させてください。」「本があるのも道交法違反です。撤去。」本当は,通路を直角に曲がりたいらしいのだが,さすがに乗客が怪獣ではそれは望めない。仕方がなく,我が家の柳沢教授は,カーブしながら曲がるのであった。

お客の怪獣は,その後数分でコロンと寝てしまったそうだ。
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陸上大会(関係者へ私信)
2006-05-23 Tue 20:22
すみません,私信です!

関係者各位へ

本日こちらの部会の陸上大会が実施されました。そちらは明日だそうですね。結果を楽しみにしています!体育主任のGちゃん,送ってね~よろしく!!こっちからはもう送ったよ~ん。
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怪獣現る!
2006-05-22 Mon 21:46
本日ドイツよりばあやと怪獣(生後9ヶ月)がやってきました。
怪獣の方では,犬や猫と仲良しになりたいようなのですが,犬はヨレヨレで我関せずといった様子。猫は…警戒心丸出し!完全にライバルとなっているようです。
みんなの注目は当然怪獣の方に行き…とうとうヒカル王子は拗ねてしまいました…。
カイザー王をアイドルの座から引きずりおろしたヒカル王子でしたが,今度はその座を怪獣に奪われてしまったのでした。
果たして,アイドルの座は奪い返すことができるのか!?

ちなみに,怪獣はいろいろなものを口に入れ,リモコンを気に入って手放さず,我が物顔でおりまする…。
飛行機の中では周りのみなさんに愛想をふりまいていたというのに,家ではじいや,おじちゃん,ROYおねえさん(これ,大事なことね)にはちーっとも愛想良くしない!ちっ。おしめ替えるの手伝ったのに。飲み物つくるの手伝ったのに。大事なナインチェ人形も貸してあげたのに!ばあやが席を外したとたんに「びゃー!」と泣き出しおった。

この怪獣,髪の毛の色はだいぶ金髪に近く,目の色は灰色がかった青かなあ?不思議な色の目です。旦那似ですな,たぶん。
でも,鼻や口はママ似…。
ご機嫌♪

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わかつきめぐみの新作『ゆきのはなふる』
2006-05-21 Sun 13:55
白泉社HPによると,完全新作の描き下ろし『ゆきのはなふる』を含んだ,主様シリーズをまとめたものらしい…。

それも読みたいけれど,『水のソルティレージュ 』も読みたい…。単行本化されないのかなー?
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『都会のトム&ソーヤ4 四重奏(カルテット)』 はやみねかおる
2006-05-21 Sun 13:52
授業中にエスケープをしたことってありますか?
このエスケープは用意周到に…計画したと思われたんだけど!?

今回は短編集という感じでしょうか。
1年1冊刊行ペースになりつつあるこのシリーズ(笑)。
だんだん創也が壊れていっている感じがするのは気のせいでしょうか…?
内人と創也なのに,なぜ「トム&ソーヤ」なのかという疑問にも答えてくれているサービス付きの第4巻。
どうしても大笑いしながら読んでしまうこのシリーズ。
登場人物が魅力的なのは言うまでもないのですが,語り口がまたおもしろいのです。
さらに,巻末にはマンガまでついている…。
イラストの「にしけいこ」って,漫画家の西炯子のこと…だよね?『Flowers』に作品が掲載されていることがあります。
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『ナイトメア戦記 かがやく明日』 藤咲あゆな
2006-05-21 Sun 13:39
アカネは,ナイトメア・ウィルスと夢の世界で戦っていた姉を亡くしてしまった。ナイトメア・ウィルスにかかると,目覚めることなく死んでしまうのだ。アカネは姉の死をきっかけに,夢の戦士として戦いはじめた。

「かがやく明日」はシリーズの第2作…。1作目だと思ったのに…とほほー。でも,2作目からでも十分楽しんで読めます。
「夢」と一言でいっても,本当はいろいろあります。寝ているときに見ている「夢」もあれば,将来の「夢」だってある。でも,もしかしたら「夢」は全部繋がっているのかも知れない…。どちらも,自分が見ているものだから。もしも,挫折したり絶望したりすると,「夢」は消えてしまったり,暗いものになったりするでしょう。そんな気持ちを持ち続けていたら…。
一見,登場人物がかっこよく戦っているように見える物語ですが,心のあり方を問いかける部分もあり,深く考えることのできる作品です。
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『名前なんて,キライ! 四年一組ミラクル教室』 服部千春
2006-05-21 Sun 13:28
何で自分の名前はこんななの?わたしには全然似合わないよ!

自分の名前は自分では決められません。子どもにしてみれば「何でこんな名前付けたの!?」と思うこともあります。でも,名付けた側にだってちゃんと思いがあるのです。わたしは,子どもたちに自分の名前の由来を調べる宿題をよく出します。キライだと思っていた名前であっても,その意味を知れば愛着がもてるのではないかと思うのです。自分の名を嫌うというのは,自分自身も嫌うということに繋がりかねないのではないか…そんなことも思ってしまいます。
このお話は,子どもたちの名前に対する思いをよくくみとっていて,とてもリアルです。ぜひ,多くの子に読んでもらいたいですね。
別窓 | 児童書 | コメント:2
『フェアリー・レルム5 魔法のかぎ』 エミリー・ロッダ
2006-05-21 Sun 13:22
ジェシーが楽しみにしていた誕生日。それなのに,朝から雨が降っていて気分は最悪。でも,おばあちゃんは「すべてうまくいくわ!」と言う…。

フェアレルも第5巻まできました。今回はジェシーにとってとても大切な1日が朝から台無しになってしまうという困ったできごとが起きました。でも,陽気なピクシーや虹の妖精達のおかげで,ジェシーは何とか危機を乗り越えることができ,楽しいバースデーを迎えることができました。
それにしても,妖精の国の住人は楽しませてくれます。こんな妖精に会ってみたいと思わされます。ジェシーになった気分で,冒険ができますね。
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ゲド戦記
2006-05-21 Sun 13:15
ざーっと読み返してみました。
1巻から3巻まではやはり読み応えがあります。4巻目は,うーん,少々難しいなあと思うところもありました。
5巻目の「アースシーの風」は,もはやゲドの物語ではないのかもしれない。

先ほど,ジブリの公式サイトを見てきました。
今,テレビの宣伝で流れている挿入歌の作曲は谷山浩子さんだったのですね。谷山さんのアルバム『ゆがんだ王国』に収録されている「王国」という曲は,2巻目の『こわれた腕輪』の迷宮をイメージして作られているのだそうです。さらに,主題歌の作詞作曲には新居昭乃さんが関わっています。「ぼくの地球を守って」でその名前を知っている方もいるかもしれません。遊佐未森さんと比べられることがありますが,あまり似ているとは思わないなあ…。

映画化されるストーリーは,基本的には第3巻が元になっています。でも,テルー(テハヌー)が出てくるということで,4巻目も一部入っているというか,混ぜてしまったというか…。年齢的にも本来は合わないんだよね。それに,アレンの設定ってゲドの若い頃じゃないのかな…。
と,いろいろ思うところはありますが,映画は映画,原作は原作と割り切って楽しめればいいかな♪

公式サイトを見てきて,改めて宮崎作品にはル=グウィンの『ゲド戦記』が大きく影響しているということがよくわかりました。そして,映画の『ゲド戦記』には宮崎作品の『シュナの旅』が影響を与えていることも…。宮崎作品は『ゲド戦記』とどうしても重なる部分が出てくるのですね。
別窓 | 児童書 | コメント:0
1年生は宇宙人
2006-05-14 Sun 18:04
これも会合でのお話。

今年はぐらちゃんが2年,ぐりちゃんが1年,Sおねいちゃんが6年,ろいぞうが3年,Hさんは不明(笑),T姐さんは3年を担任しています。

ぐりちゃんは「毎日宇宙人と格闘してるよ~。」とこぼしていました。
ぐりちゃんにとって1年担任は14年ぶりだとか…。
「あまりに昔のことで,1年でやることなんてもうすっかり忘れたよ。日本語通じないしねえ。」
「宇宙人だから仕方がないよ。」
…そう,1年生はわたしたちの間で「宇宙人」と呼ばれているのです。なぜなら,こちらの説明もあちらの言っていることもお互いに意味不明となり,意思の疎通がないから(笑)。

まだまだ宇宙人の1年生。1年担任の戦いは当分続く…。
別窓 | 姐さんといっしょ | コメント:0
わたしがオバサンになったら♪
2006-05-14 Sun 17:46
例の姐さんsとの会合でのこと。
レジでSおねいちゃんが「お金がない~」と騒いでいる間,ぐらちゃんはトイレに行きました。でも,なかなか出てこない…。
ようやく出てきたと思ったら,幼稚園児の女の子。
「あれ?確かぐらちゃんより後にこの子は入ったよねえ。」
「うん。ってことは,ぐらちゃんはこの子にトイレを譲ったんだ。」

少しして,ぐらちゃんは出てきました。
「うん,あの女の子を先にトイレに入れたんだよ。ねえねえ,あの子ったらおもしろかったんだよ~。」
「?」
「トイレに入ったら,最初はコマーシャルソングを歌っていたの。たぶん,一人でトイレにいるのがいやなんじゃない?でね,しばらくしたらね,『うーん,うーん』って言い出してねえ…(笑)。」
「非常に分かりやすいことをしていたわけね。」
「そう!で,ようやく終わったと思ったら,今度は『わたしがオバサンになーったら~あなたはおじさんよ♪』って歌い出すんだよ~(爆笑)。」
「な,何で~(笑)」
「これもコマーシャルだよ。テレビっ子なんだねえ。」

かつてテレビっ子だったぐらちゃんには,何か通じるものがあったようです…。
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もののけ姫とナウシカとシュナの旅
2006-05-13 Sat 21:05
相変わらず懲りずに『もののけ姫』を観ていた…(笑)。
実は,最初に観たときにはあまりよくわからなかったんですよ,この話。何だか消化不良という気もしたしね。
でも,今回は何となくわかったというか,いろいろ見えたというか…そんな気がしました。

基本的には,『もののけ姫』とマンガの『風の谷のナウシカ』は同じことを訴えているということ。これは,「マンガ」のコーナーにも最初から書いていたのですが,改めて思いました。
アシタカはナウシカで自然や生き物との共存を訴える側,エボシ御前はクシャナで,人間の国や村を豊かにしようとする側。エボシやクシャナは一見悪役のように見えるけれど,民のことを真剣に考えているから,民からは慕われています。
結局共存はできず,破局を迎えてしまうけれど,それでも「生きろ」「生きなくては」「生きていればなんとかなる」というのがどちらにも共通したメッセージになっているのかなと思います。

サンというのは非常に難しい立場ですね。人間の姿ではあっても,心は自然や動物,もののけの方に近い。その立場は最後まで変わらない。その点ではナウシカとはやはり違うかな…と思います。ナウシカは腐海や蟲に心を寄せるけれど,最後は人間の世界で生きることを選ぶのだから。

『もののけ姫』というタイトルだけど,本当はアシタカの物語であり,マンガ版のナウシカの物語でもあったのだなあと思いました。

また,『シュナの旅』を思い浮かべるところもありました。アシタカがヤックルで旅をしているところなんて,「シュナみたい」と思いながら観ていました。
『シュナの旅』は『ゲド戦記』を思わせる部分もけっこうあったりする…。『ゲド戦記』の影響を宮崎駿さんがけっこう受けているということなんでしょうね。

あちこちで繋がりのある宮崎ワールドなのかもしれません。
別窓 | マンガ | コメント:0
社会科巡検@地区探検編
2006-05-13 Sat 20:45
今週1週間は地域訪問(家庭訪問なんだけど,家だけ確認するというもの。保護者とお話はしません。)と社会科の地区探検をしていました。
地区探検前に下見をしていたおかげで,地域訪問の時にはあまり迷わずに行かれました。
この地区は道がとても狭いので,車で行くより自転車の方が行きやすい。そこで,大活躍したのが折りたたみ式のチャリです。毎日車に乗せて通勤しました(笑)。
2日間は雨にあまり降られず,調子よく戻ってこられました。
でも,3日目は雨。この日は徒歩にしました。
4日目は非常によい天気。しかも,この日は地区探検も重なっていたのでバッチリです。

探検中もチャリが大活躍。グループ行動をしているお子さまたちを探すのにとっても便利でした。
しかも,前日までに見つけ損なっていた家まで発見して大収穫(笑)。
子どもたちを探している途中で,偶然見つけてしまった!

地区探検は学校の周りにどんなものがあるのかを知るのが目的。地区を5つに分けて探検に行きました。
わたしが担当したところの地区の子たちは,のっけから道を間違えました。でも教えてあげない(笑)。地図を見て確認すればわかることだもーん。地図の見方も教えたもーん。時間はたっぷりあるので,少しくらい迷ったって大丈夫!ちゃんと自力解決してくださいました。
お子さまたちが途中からあちこちに分散したので,何度も同じ道をぐるぐる巡回。幼稚園の前なんて何度通ったことか…。そのたびに幼稚園の子たちが手を振ってくれました(笑)。
それにしても,お子さまたちは目的地にはたどり着くんだけど,そこでじっくり見たり調べてみたりということをしない!
「何か気づいたことない?」と言ってもダメ。そこで,理容室の前では「ねえ,あのくるくる回っているのって何?」「いつも回っているの?」といろいろ尋ねると「あ,そうか。そういえば回っていない日もあった!休みの日は回っていないよ。」と言い出します。
また,神社公園と呼ばれる場所が何カ所かあるのですが,それは正式名称ではありません。そこで,「この場所の名前,どこかに書いてあるから探してごらん。」というと「あ,これだ!」と見つけてくれます。でも,漢字が読めない!!仕方がないので読んで差し上げました。「あれ~。神社公園なんて書いてないよ!」と子どももようやく気づきました。「じゃあ,何で神社だって思うの?」と尋ねると「あの建物が神社だよ!」と答えます。「お寺かもしれないじゃん?」とわざと言うと「うーん。」と考え出します。「ここが神社だっていう証拠は他にないの?」としつこく言うと,「あ,あの地図に書いてあったマークがあれと同じだ!」と鳥居をさして言い出しました。(でも,鳥居という名前は知らない。)他にも,狛犬がいたり,左右では口が開いているのと閉じているのとで違うこと,さらに,片方は足で何かを踏んでいること,子安観音(200年近く前のものだということが判明しました)があったことなど,いろいろな発見をした…もとい,させました(笑)。紅葉の葉の上の方に,赤い不思議な双葉のようなものがあることにも気づかせました(笑)。こうでもしないと,公園の部分で遊び呆けているんだもん…。
実は,ガッコ自体も非常に古く,創立から110年を超えていました。ちゃんとガッコ創立の記念碑があり,創立に至るまでの歴史が刻まれているのですが,長年勤めている先生でも「そんなの読んだことなかったよ~。」とおっしゃっていました。
ガッコの歴史を調べるだけでも非常におもしろい学習になりそうです。この記念碑の文章は全部漢字というのが困りもの。仮名交じりにしておいてくれればよかったんだけどなあ。今度解読してみようっと。
このガッコにいる間に4年を受け持てれば学習できそうなんだけどなあ。
別窓 | 日記 | コメント:0
過去の悪事が…(汗)
2006-05-13 Sat 20:22
職場関連で昨日判明した事実がいくつか…。

・中学校時代の部活の顧問のお子さんが在籍している。ということは,保護者でいるってことね…。

・高校時代の同級生のお子さんが1年生に在籍している。こちらは,お父さんが高1の同級生で,お母さんは同窓生。

自分の受け持ちの学年ではないことが唯一の救いか…。
でも,入学式では職員紹介をしたから,当然向こうも気がついたよね…。

高校の時はともかく,中学の方は顧問を思いっきりいじめてしまったからなあ…。とほほ。えーん,悪いことは本当にできないよ…。今更どうしようもないけど…(泣)。
別窓 | 日記 | コメント:0
白虎公開
2006-05-13 Sat 20:17
キトラの白虎が公開されているそうです。
見たい見たい見たい見たい見たい!!!!!
でも,行く暇ないっす…しょぼーん。

それにしても,文化庁の態度は許せませんな!
隠蔽は絶対いかん!!
技術的に難しいことをしているんだから,隠さずに正直に公表したってよかったんじゃないのかなあ。
嘘をつくということの方が,信頼失ってよっぽどよくないと思うんだけど。
別窓 | 古代史 | コメント:0
あとで書きます
2006-05-13 Sat 07:24
書きたいことはいろいろあるけれど,今日は休日出勤なのでまた後で書き直します~。

・白虎見に明日香に行きたい!!
・保護者に中学の時の部活の顧問と高校の同級生がいた…。
・社会科巡検@地区編
 (地域訪問&学区探検をしてきたってことなんだけど。
  折りたたみ式チャリ大活躍の巻~。)
・もののけ姫とナウシカとシュナの旅…あとゲド戦記
別窓 | 日記 | コメント:4
会合してきました(笑)
2006-05-10 Wed 22:07
例の悪い姐さんsとお会いしてきました。
今日はそれぞれの登録教科の集まりの日です。
欠席者は,管外に行ってしまったT姐さんと,体育主任のため社会科に参加できなかったHさん。
ぐらちゃんの話によると,「Hさんのガッコの前をさっき通ったら,Hさんがバトンを持って出てくるところを見かけたよ。」とのこと。
さすが体育主任,陸上大会に向けて猛特訓をしているのですね!
…完全に体育の人になってしまったな,これは(笑)。
T姐さんは…最近体を壊していて,アルコール消毒があまり効かないようだ。
でも,今日はT姐さんがいれば大活躍だったのにというできごとが起きたのです。

某ファミレスで2時間以上もしゃべりまくり,さて帰ろうとなったところで,Sおねいちゃんは言いました。
「あれ,財布がない!」
どうやら,家か職場に置き去りにしてきたようです。
「えーん,どうしよう!?ただ食いか!?」
と思われたのですが…Sおねいちゃんの職場の近くに住んでいるぐらちゃんが立て替えてくれました。
「T姐さんがいれば,ニコニコローンにお世話になれたのにねえ。」
「今回はぐらちゃんだから,ぐらぐらローン?」
「何だか潰れそう…(笑)。」
ぐらぐらローンから1000円借りたのはよかったのですが,支払いは1008円!でも,なぜかSおねいちゃんのバッグの中からは,小銭が出てくるのだった…。
その400円を合わせて何とか支払いを終えたのですが,
「ねえ,駐車場料金,たぶんとられるよ。時間オーバーしているもん。」
「えー!!392円で出られないかなあ?」
「……とりあえず,出てみましょう。いくらかわかるから。」
で,一番最初に駐車場に入ったろいぞうくんがまず出てみました。
「おーい,100円だって!!」
「やったー!出られるよ~。」
無事にSおねいちゃんのローンは1000円だけで済んだのでした。
「といち」か「とさん」か,その点はぐらぐらローンなので不明ですが,ニコニコローンのような悪質さはまったくないクリーンなぐらちゃんなので,おそらく1000円札1枚で済むことでしょう。

他にもトイレ事件だの,宇宙人の1年生だの,話題に事欠かなかったのですが,それはまた今度。
とりあえず寝ます…。
別窓 | 姐さんといっしょ | コメント:4
給食費返せ!
2006-05-09 Tue 20:29
異動してから,まともに給食を食べられる日があまりありません。
給食準備中及び,給食中にトラブルを起こす人々が続出。
…いったい何なんでしょう…。
今日は3年生4クラス中,3クラスの担任が給食を食べ損ねました。
3クラスにまたがってのトラブルが給食準備中に発生したから。
けが人が出て,結局病院行き。
関係者の話は見事に食い違う。
校長まで登場しましたよ…。
で,うちのクラスの奴がいつまで経っても本当のことを言わない。
というか,思い出せないというか,無意識でやっていたというか…。
もう,呆れかえりました。
ほんの数分前のことが思い出せないんだから。

39人学級だからトラブルが多いというわけじゃない。
今までにも,3年の39人学級は2回やっているし,どちらもこんなにトラブル続きということはなかった。
子どものやっていることのレベルが低すぎる。
前任校の方が,給食の時間は短いし,少ない教員数で仕事も多かったが,給食を食べる時間がないということはなかった。
ついでに言うと,今は子どもの下校時刻までトイレに行かずに終わることがよくある。…絶対,異常。親から連絡帳に書かれていても,返事を書く暇もない。当然,宿題のチェックをする時間もない。
休み時間は,必ずトラブル処理をしているのだから。

で,音楽専科はつかないし,唯一の空き時間だった書写も,TTでつかないと成立しないことが判明したため,全時間子どもの授業に出ています。現在学校で一番多い時間数の授業を受け持っているということだ。
……ふざけんなよ。こんなバカな話があるか。
子どものドリルを見る時間すらないなんて,どうかしている。
それで,業間の時間には体力作りをするんだと。
本当に必要なこと,わかっていないんじゃないの?

給食もまともに食べられない,トイレにも行かれない劣悪な労働環境で仕事をしているので,食べていない分の給食費,返金してもらいたいわ。ただでさえ前任校より月額600円も高いんだから。
別窓 | 日記 | コメント:6
『四国へGO! サンライズエクスプレス』高森千穂
2006-05-06 Sat 23:11
翔と翼は二人で決めた「兄弟」だ。名字が同じ「大杉」で,名前も似ている。しかも同じ歳でマンションも同じ。でも,翼は高知に引っ越してしまった。離れていても仲良しでいられると思ったのに,引っ越してからの翼はなぜかよそよそしい。夏休みにも来てほしくないとまで言われてしまった。何かヘンだ!
というわけで,翔は翼に会うため,東京から高知まで行くことを計画します。もちろん,鉄道で!
落ち合う場所は,「大杉駅」です。高知に実際にある鉄道の駅です。数年前に,この駅のことがニュースで紹介されていた覚えがあります。
途中で翔は困難にぶちあたりますが,優しいお兄さんにも出会えました。お兄さんが言うには,「離れていても親友でいるというのはとても難しい。だから,その友だちを大切にしろよ。」確かにそうですね。そういうつもりはなくても,だんだんと気持ちも離れていってしまうのかもしれません。そして,お互いの環境の中で,それぞれが変化していくのも当然のことでしょうね。
でも,だからこそ,お互いに伝え合うことが大切なのだと思います。2人とも少しずつ変わりながら成長していった夏のひとときですね。
別窓 | 児童書 | コメント:0
『レールの向こうへ』高森千穂
2006-05-06 Sat 22:50
勝の家に配達された一枚のハガキ。それは,知らない人の死亡通知だった…。なぜ,このハガキが勝のもとに届いたのか?勝は差出人の住所を訪ねることにした…。
高森さんの作品には,鉄道の話がよく出てきます。今回も,勝は鉄道好きということで,時刻表を調べ,塾をさぼって旅に出ます。
そして,「知らない人」ではなく,知っている人だったことに気がつきます。
自分の好きな鉄道のことを自分で本にして売っている人だったのです。
そして,2冊目が冬にできるから,そうしたら案内状を送ると告げていたのです。けれど,届いたのは死亡通知だった…。
自分の思いを誰かに伝えたい…これは,死んでしまった正之,その弟の浩司,そして作者に共通していることだと思います。
遠く離れた地にいる勝に正之の思いが届いたように,今度は勝が自分の本当にしたいことを見つけ,その思いを伝えていくのです。
サイトも同じですよね。自分の思いを伝えたくて発信しているのだから。
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『ふたりでひとり旅』高森千穂
2006-05-06 Sat 22:28
道路に飛び出したとたん,車に跳ねられそうになった達也。でも,不思議な力に引っぱられて助かった。それは…真一というゆうれいのおかげだった!
ゆうれいの真一は達也の体の中に入り込んでしまいました。そして,3つの願いが叶ったら出ていくというのです。その願いとは…。
旅の始まりは見かけ上は達也のひとり旅。でも,本当は真一とのふたり旅。だから,心配もあまりなく,初めての知らない場所でも平気で行けます。でも,3つ目の願いを達也にたくした真一は,旅先で消えてしまいます。
帰りは本当のひとり旅となった達也。でも,このわずかな時間で達也はぐんと成長していました。
自分で時刻表を見て,プランを立てて…。
真一の願いはとても切ないものだったけれど,達也がそれをきっと叶えてくれると信じていたのでしょうね。
このお話は,鉄道好きな方にとてもお薦めです。
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『怪盗ファントム&ダークネス EX-GP3』藤野恵美
2006-05-06 Sat 22:16
今回はライバルのシャルロットやスマイルの成長ぶりが楽しめる1冊でした。じゃあ,主人公のファントムは…まあ,もう少し見守りましょうか(笑)。
どうも主人公よりも脇役の方に目がいってしまうのですが,ファントムも順調に怪盗への道をまっしぐら…って,それは本人としては不本意なのか(汗)。
だんだんと難関になってきているEX-GPですが,ファントムの今後の活躍に期待しましょう!
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『妖怪サーカス団がやってくる!』藤野恵美
2006-05-06 Sat 22:08
タイトルやイラストを見ただけだとおもしろそうな雰囲気なのです。
でも,主人公のまめ太は鬼の子で,人間達に鬼の一族はみんな鬼の里を追い出されそうになっているという状態。まめ太,大ピンチ!そこに現れたのは,人間と妖怪とのトラブルを解決するというサーカスの一団なのでした。
このサーカスのメンバーはみんな妖怪。
ピエロ団長はまめ太に厳しく,とても意地悪そうなのですが,実は妖怪の悲しさをよく知っています。団長に限らず,みんな妖怪であることの痛み,苦しみ,悲しみを経験しているのです。そして,自分たちの居場所がこのサーカスにしかないということも知っているのです。
まめ太は,そんなことを何も知らずにいたのですが,仲良くなった子の目の前で鬼としての力を発揮してしまいます。本来なら鬼の力を出せるようになり,友だちを助けられて嬉しいと思えたはずなのに,仲良くなった人間にはその姿を恐れられ,逃げられてしまったのでした。
どんなに人間に優しくして,助けてあげても,妖怪である自分の気持ちは伝わらない…。
そんなまめ太でしたが,このサーカスでなら自分の活躍する場があることに気づきます。
妖怪であることの悲しみがあるけれど,人間に喜びを与えることもできるということがわかったまめ太は,次に行く場所でどんな人々と出会うのでしょうか。
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『にゃんにゃん探偵団』『にゃんにゃん探偵団 おひるね』杉山亮
2006-05-06 Sat 21:55
『わんわん探偵団』シリーズのファンの子が大喜びで読んでいた本。謎解きになっていて,ちょっとした探偵気分を味わえます。
主人公のはなえさんは本屋さんが本職。でも,最初の事件に巻き込まれたときに,名猫(迷猫?)カポネと出会います。そのカポネの何気ない行動が事件を解くきっかけになることが多いのです。
即解決編を読んでしまえばあっという間に読み終えることができるけれど,はなえさんに負けず,自分で解決しようとするとけっこう時間がかかるこの本。いろいろな楽しみ方ができます。
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ヘンレ版の楽譜だ~
2006-05-06 Sat 12:46
今朝の朝ドラ「純情きらり」のコンサートシーンで使われた楽譜はヘンレ版だ!!
あの時代,ヘンレ版の楽譜って手に入る物だったのか…。

桜子ちゃんの楽譜はヘンレ版ではありませんでした。
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荻原規子作品について
2006-05-05 Fri 19:00
荻原規子の勾玉三部作はわたしにとってとても大切な作品です。
それは今でも変わりません。
ネットに繋げる環境になり,初めて訪れたサイトも荻原作品を扱っているところでした。
そこで知り合って今なお繋がりのある方もたくさんいらっしゃいます。
自分のサイトを開設してしばらくの間は,そういったサイトとのリンクもたくさんありました。(現在はかなり減っています。閉鎖されたサイトが多いというのが主な理由です。)
好きになった作家の作品はとことん追いかけるわたしなので,彼女の作品はほぼ全部読んでいると思います。アンソロジーで掲載されている作品も読んでいます。
でも,このサイトで紹介しているのは「勾玉三部作」(風神秘抄を入れると四部作?)と『樹上のゆりかご』だけ。あとは,レポートで『これは王国のかぎ』を扱っているくらいです。
それには,理由があります。
彼女の「読む女の子たち」というエッセイを読んでしまったから。
そのため『西の善き魔女』は紹介する気になれなかったのです。

今回,この話題を持ち出してきたのは,荻原規子『風神秘抄』が日本児童文学者協会賞と産経児童出版文化賞JR賞を受賞したことがわかったからです。(本人のブログに記載されています。)
産経児童出版文化賞JR賞受賞のことが先に書かれていたのは,彼女にとって,日本児童文学者協会からの賞にはあまり意味がないということの表れかな…なんて穿った見方をしてみた…。
それ以前に,『空色勾玉』が日本児童文学者協会新人賞を受賞して以降,彼女はこういった賞をとるということ自体に意味を見いださないのではないかと思うのです。

新人賞受賞の際の受賞の言葉「夢の免罪符」には,賞をとったことで,自分が別の職を持ちながらも執筆を続けていくこと(彼女にとっては,「夢を見続けること」)に免罪符をもらえたというニュアンスの言葉が見られます。この時点では,受賞はその後の彼女の執筆活動に大きな影響を与えていたのです。

けれど,それから6年後,彼女は「読む女の子たち」というエッセイを『日本児童文学』(日本児童文学者協会の雑誌だと思ってよいと思います。1995年 6月号)に寄せています。そこで彼女は,自分が読者として想定しているのはかつての自分がそうであった「読む女の子」であり,そういう女の子達が発しているシグナルを(つまりは,自分自身が発しているシグナルを)理解できないであろう人に作品を評価されても「あ,そう」くらいにしか感じない,望外に褒めてもらってラッキーと思うくらいでしかないと述べているのです。

この文章は彼女自身のサイトにもUPされていたし,さらにそのエッセイについてのコメントもついていました。
『日本児童文学』で児童文学を論じていたり創作したりしている人たちが,読み手のことを意識していないように思って書いたものだという内容でした。

『日本児童文学』という雑誌は,確かに「読む女の子たち」は目にしないでしょう。読んだり批評を書いたりするのは,児童文学という分野で仕事をしている人たちでしょう。
でも,あの作品が児童文学として出版されたのなら,そこからの批評があって当たり前だと思うのです。
そこで評価されたことは,「あっそう」として受け止めるようなものではないのではないだろうか…。

また,わたしが読者として非常にひっかかったのは,読み手を「読む女の子たち」に限定してしまっていること。この作品をわたしが読んだのはすでに「読む女の子」の年齢を過ぎていました。また,わたしよりもこの作品を気に入ったのは,母の方でした。
おそらく,わたしたちは彼女の発するシグナルをそれなりに受け取ったのでしょう。
そういう意味ではわたしたちは彼女の言うところの「読む女の子」であったのかもしれない。
けれど,あのエッセイの書きようでは,わたしたちがどんなにあの作品に心を揺さぶられようと,彼女にはどうでもいいことであり,望外のことでしかなかったのかと思われても仕方がないのではないでしょうか。
とてもガッカリしたことを,今でも覚えていますし,彼女のサイトが開設された直後に,そのことをご本人にメールで伝えもしました。
(もしかしたら,エッセイにつけたコメントは,あのエッセイを読んでわたしのように感じた読者が少なからずいたからなのかもしれません。)
このエッセイを読んだのは,サイトを立ち上げ,荻原作品のレポートをUPしてから数ヶ月後だったと思います。彼女の作品に対する批評文は,大学生の間にかなり読んでいたのですが,「読む女の子たち」は卒業後だったため,読み落としていました。
このエッセイについては今でもひっかかりを感じているし,まさに「読む女の子」のためだけに書いたとしか思えない『西の善き魔女』の紹介はこの先もする気はないのです。

あのエッセイから10年。今の彼女は今回の受賞をどう受け止めているのでしょう。最初にも書きましたが,やはり「あっ,そう」くらいなのではないかなと思うのです。
『風神秘抄』もやはり彼女と同じ「読む女の子」のためのものであると思うから。
このようなスタンスの作家の作品に賞を与える日本児童文学者協会は,作品そのものを客観的に評価しており,懐が大きいようにも思います。
ただ,今回の受賞も評価は大きく分かれたのではないかな…そんな気がしています。とりあえず,選考過程や評の掲載される『日本児童文学』を読んでみなくては。

それでも,彼女の作品はやはり読み出すとその世界に引きずり込まれていく魅力があるのは事実です。
このサイトだって,もともと勾玉三部作のレポートをUPしたかったから作ったという部分もあるくらいなのです。
でも,荻原サイトは当時いくつかあり,内容も充実しているから,自分で荻原サイトを作る必要性がないと思ったのです。
だから,荻原作品限定ではなく,好きな児童文学をたくさん紹介するサイトにしました。これは間違っていなかったと確信を持って言えます。
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